Surface Proは2013年1月発売。ストレージ容量64GBで899ドル,128GBで999ドルに
- 更新日:2012年12月3日
Microsoftは,Windows 8 Pro搭載の同社純正タブレット「Surface with Windows 8 Pro」(以下,Surface Pro)を2013年1月に発売すると発表した。当初より同社は,Windows RT搭載タブレット「Surface with Windows RT」(以下,Surface RT)より90日後にx86版を投入すると予告していたが,果たしてそのとおりになったわけである。
ラインナップは容量64GB版と128GB版の2モデルで,北米市場における価格は順に899ドル,999ドル。現在のところ,予約受付は始まっていない。
当初より,Surface ProはSurfaceと同じく10.6インチの液晶パネルを採用,解像度はSurfaceと異なる1920×1080ドットになることが明らかになっていたが,MicrosoftのWindows 8公式blogによると,搭載されるプロセッサはIvy BridgeコアのCore i5になるとのこと。メインメモリは総容量4GBで,デュアルチャネルアクセスになるという。
スタイラス(ペン)が付属し,「ペン入力中,うっかり手のひらが画面に触れてしまっても,問題なく入力できる」(Microsoft)というデジタイズ技術「Palm Block」により,快適にペン入力を行えるとされることや,標準で用意されるMini DisplayPortによって最大2560×1440ドットでのビデオ出力が可能で,標準タイプのUSB 3.0ポートを持つことも,Surface RTにはない,Surface Proならではの特徴としてアピールされている。
またこれは言うまでもないことだが,x86アーキテクチャを採用するため,Surface Proでは,Windows 7以前向けのデスクトップアプリケーションを利用できるのが大きな特徴となる。既存のPC向けゲームも,Core i5の統合型グラフィックス機能で動作するものであれば,基本的に問題なく利用できるはずだ。
そのほか主なスペックは下にまとめたとおり。マグネシウムと微粒子を鋳型に流し込んで製造する「VaporMg」(ヴェイパーマグ)を筐体の素材として採用する点や,キーボード機能を持つ別売りの本体カバー「Type Cover」「Touch Cover」を取り付けられる点はSurface RTと同じだが,スペックの変更により,本体重量が約907g,サイズが約274.6(W)×173.0×13.5(H)mmへと,Surface RTの同680g,約274.6(W)×172.0(D)×9.3(H)mmより重く,大きくなっているので,その点は押さえておくべきだろう。
●Surface with Windows 8 Proの主なスペック
・OS:Surface with Windows 8 Pro
・本体色:Dark Titanium
・本体サイズ:約274.6(W)×173.0×13.5(H)mm
・本体重量:約907g
・パネル解像度:1920×1080ドット
・CPU:Core i5,動作クロック未公開
・GPU:Intel HD Graphics 4000(※CPUに統合)
・メインメモリ容量:4GB(※デュアルチャネルアクセス)
・ストレージ:内蔵(容量64GBあるいは128GB)+microSDXC
・ペン入力:対応(※スタイラス付属)
・3G:なし
・無線LAN:IEEE 802.11a/g/n準拠
・Bluetooth:4.0
・内蔵カメラ:解像度1280×720ドット(フロント,リアとも)
・センサー:環境光,加速度,ジャイロ,コンパス
・サウンド出力:ステレオスピーカー
・マイク入力:あり(※詳細未公開)
・外部インタフェース:USB 3.0(※標準端子),Mini DisplayPort,ヘッドセット接続端子(※詳細未公開),「cover port」(※カバー接続用)
・ボタン:電源,音量調整
・バッテリー駆動時間:未公開(42Wh)
・保証:1年
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※この記事は、4Gamer.netより提供された情報をもとに、テレビ朝日が改変・編集し掲載しています。元記事はこちら