実はかなりのゲーマーです? 「Fate/Zero」や「ソードアート・オンライン」のテーマ曲を歌う“ミステリアス”なアーティスト,藍井エイルさんにインタビュー
- 更新日:2012年11月16日
2011年10月19日,アニメ「Fate/Zero」のエンディングテーマにもなったシングル「MEMORIA」でメジャーデビューした藍井エイルさんは,動画共有サイトに投稿した歌が,とある作曲家の目にとまったことをきっかけに歌の道へと歩み出したシンデレラガールだ。彗星のように現れた彼女のシングルは,間もなく店頭に並ぶ「INNOCENCE」を含む3曲すべてがアニメのテーマ曲である。
今回は,そんな藍井さんに,破竹の勢いで駆け抜けた2011年後半から現在に至るまでの活動について,話を聞いてきた。衝撃的なデビューから約1年間を彼女がどのような活動をしてきたのか,各シングルやトリビュートアルバムに込められた思いと共に語ってもらった。
ところで,デビュー当初は顔の下半分を隠しており,一般的には今なおミステリアスでクールなアーティストという印象の強い藍井さんだが,実はとてもフランクで可愛らしい人物だった。アニメやゲームにも詳しい,というかかなりのゲーマーであることが分かったので,まずはそんな彼女の意外な一面から見てほしい。
好きな作品はかなりコア寄り。オンライン,コンシューマを問わず多ジャンルのゲームをプレイ
4Gamer:藍井さんはゲームがお好きだと聞いたので,まずはその話からしていきましょう。何か最初に,これだけは話しておきたいという,ゲームにまつわるエピソードはありますか。
藍井さん:初めは「ダークソウル」の話をしようかと思ったんですけど,実は私,とある“厨性能”武器を使ってクリアしてしまったのでやめておきます。人さまに話すなら,純魔とかでクリアしとかないとだめだと。前作「デモンズソウル」で,「竜骨砕き」という特大剣のなぎ払いが避けられなかった苦い記憶も甦ってきますし。
4Gamer:……いきなりものすごく濃い話が始まりそうです。では,何かご自身に影響されたゲームなどがあれば教えてください。
藍井さん:「ドラッグ オン ドラグーン」は大きかったと思います。あの世界観はもちろんですけど,ヒロインのフリアエが歌う「尽きる」という曲が大好きでした。もちろん,「ニーア」もやりましたよ。「新宿エンドから話がつながっているだと……」(※)と思いながら。
※「ニーア レプリカント」「ニーア ゲシュタルト」はドラッグ オン ドラグーンを開発したスタジオ・キャビアの作品。物語上では一切触れられないが,ドラッグオンドラグーンのとあるエンディングのあとを描いた,という設定がある。
4Gamer:すみませんちょっと甘く見ていました。まさか新宿エンドのことまで知っているとは(笑)。
藍井さん:やりこみましたから! あとは,ちょっと遡ると「いっき」です。あれが難し過ぎたおかげで,デモンズとかダークソウルのような理不尽な死に方をするゲームに耐性がついたんだと思います。それからしばらくして「デジモンワールド」にはまり,一時期は育成系に走ったりもしました。
4Gamer:育成系といえば,「たまごっち」か「デジモン」かという時代はありましたよね。
藍井さん:たまごっちもやっていたんですが,どう育てても“くさっち”にしかならなくて,私に向いているのは強いモンスターを育てるとか,そういう方向なんだと分かったんです。デジモンワールドは,もんざえモンのバスダーダイブが超強かったんですよ。……弟のメタルマメモンにDGディメンジョンされてしょっちゅうイライラしていましたけど。
4Gamer:あの頃は,今よりもさらにメタルグレイモンが主人公格といった印象でしたよね。
藍井さん:メタルグレイモンも良かったですね。でも,バスターダイブのほうが出が早いので,うちのもんざえモンの敵じゃないです!
そんな感じで,そのあとはニンテンドー64の「カスタムロボ」とかをやったり。カスタマイズ系では,「爆走兄弟レッツ&ゴー」のスーファミ版なんかも,当時はまりました。
4Gamer:懐かしい。ダウンヒルでコースアウトばっかりしていた気がします。
藍井さん:あれは,すぐに“ばーん”って吹っ飛んでいきますから。あとは,同じスーファミで「ファイナルファンタジー6」には,やっぱり衝撃を受けました。当時小学生だったんですけど,ティナの境遇にとても感化されて。トランス状態のティナは,今でも大好きです。FFの初めはそこで,そのあとはしばらく飛ばして,次に遊んだのは「ファイナルファンタジー10」でした。
4Gamer:間を飛ばしたのは,何か理由があったんですか。
藍井さん:9はともかく,7と8は世界がファンタジーじゃなくて,機械っぽい世界になっていったので,肌に合わなかったのかもしれません。私は魔法が好きで,それもあって10の世界観に入り込みました。ストーリーもどんでん返しが多くて驚きましたし,ジェクトのセリフとかにも「うわああああああ!」ってなりました。ザナルカンド遺跡の音楽とかもすごく好きで。
4Gamer:「ザナルカンドにて」ですね。
藍井さん:そうです! 当時はあれをかけながら料理を作ったりしていました。
4Gamer:ちなみに,最近は何かプレイしているんですか。
藍井さん:最近はアイドルを育てるのに大変こっていまして,「アイドルマスター2」をやっています。
選択肢を選ぶと2人は喜ぶけど1人は不機嫌になるとか,めっちゃ難しいんですよ。あとは,「バイオハザード6」あたりも進めています。
4Gamer:ニコニコ生放送のゲーム実況では,同人ゲームもやっていますよね。
藍井さん:「はーとふる彼氏」とか,やりましたね。ゲーム実況は,視聴者の方から取り上げてほしい作品を募集してやっているんですが,はーとふる彼氏を最初に知ったときは衝撃でした。実際やってみると,ハトが妙にイケメン気味に出てきて,とても面白いんですよ(笑)。
はーとふる彼氏
4Gamer:それにしてもジャンルもプラットフォームもバラバラで,なんでもプレイするんですね。
藍井さん:ほかにもいろいろとやっているんですよ。同人ゲームではないんですが,「歪みの国のアリス」という携帯電話向けのアプリとか,Xbox 360の「Left 4 Dead」とかも好きでした。あそこまで全力で走るゾンビを見たのは,L4Dが初めてです。
4Gamer:確かに,ヤツらは妙に運動能力高いです。
藍井さん:でも,こちらに気づく前のゾンビって,どう見ても酔っ払ったサラリーマンですよ。作品はホラーなのに,壁にもたれかかって吐いているヤツとか,コメディにしか見えなくて,すごく面白かった。ハンターを銃で殴ってたたき落とすのも大好きでした。「アーイ! デュクシ」って。
4Gamer:ああ分かります。あの飛び込みに反応できると気持ちいいです。
藍井さん:「今だ!」っていってデュクシできたときは快感ですよね。あと,ウィッチが至近距離で「フー!」って言っているときに,ショットガン1発で頭を打ち抜いて倒せると,最高に気持ちがいいです。
4Gamer:L4Dと聞いて思い出したのですが,オンラインゲームもプレイされるんですよね。
藍井さん:やります。一番最初にはまったのは「モンスターハンターフロンティア オンライン」です。ハンターランク100までいったら廃人と言われていた頃に,楽勝で越えていたんですよ。その後,通称「鳥赤装備」をマネージャーさんに見せたら「その装備,気持ち悪くない?」って言われて(笑)。
4Gamer:最近は「真・三國無双 Online」をプレイされていると風の噂で聞きました。
藍井さん:やってます。今は新規の方にとってつらい状況になっているので,なんとかしたいです。上級者の中に新参のプレイヤーを狙う人がいるので,私はそういう上級者と戦っています。
4Gamer:正義の味方じゃないですか。
藍井さん:明らかに始めたばっかりだなという人が同じ戦場になったら,ずっと盾で守ってあげたりします。ちなみに私は蜀なので,これから始める人はぜひ。
4Gamer:藍井さんと桃園の誓いを交わしたい方は蜀へ。
藍井さん:待ってます!
真・三國無双 Online
1stシングル「MEMORIA」でデビューしてからの怒濤の1年を振り返る
4Gamer:さて,ここからは藍井さんの怒濤の1年を振り返っていきたいと思います。ちょうど1年前くらいに,デビューされたんですよね。
藍井さん:去年の10月19日です。アニメ「Fate/Zero」のエンディングテーマにもなった「MEMORIA」というシングルでデビューしました。
4Gamer:シングルを出すというお話を初めて聞いたときは,どんなお気持でしたか。
藍井さん:実をいうと,デビュー前に一度は歌を諦めて,看護師という別の道に進むことを考えていたんです。「シングルを出してデビューできる」と聞いたのはそんな矢先の出来事だったので「これは現実じゃなくて,朝起きたら消える幻なのかも……」と,正直びくびくしていました。
4Gamer:自分が歌手になったのを実感できたのは,いつ頃だったんでしょう。
藍井さん:Fate/Zeroのエンディングを,自分の目で初めて見たときです。アニメに合わせて自分の歌が流れていることがすごく嬉しくて,それを見てから,もっと歌いたい,いろいろなことをしていきたいと思えるようになりました。この頃は,まだライブも未経験でしたから。
4Gamer:では,MEMORIAの収録時はどんなことを考えていたんですか。
藍井さん:まず,自分の声がすごく変だと思っていました。やっぱり普段は自分の中に響いているものを自分の声だと思っているので,耳から入ってくる音にとても違和感があったんです。レコーディングスタジオでプレイバックしてもらって,「あ,自分はこんな声なんだ」って認識していくところからスタートしました。
4Gamer:歌っていく中で,自分の中の違和感も消えていったんでしょうか。
藍井さん:毎週エンディングで流れるのを見て,だんだんと慣れていった感じです。ただ,そうやって慣れてくると,どんどん夢を膨らんでいくんです。「ライブがやりたいな」とか。でも,当時はちょっとミステリアスなアーティストに憧れていたので,あえてデビュー直後はライブをやりませんでした。
4Gamer:そういえば,デビュー当初は顔の下半分を隠されていましたもんね。
藍井さん:パッと見てさぐりきれない感じとか,カッコイイかなと思っていたんです(笑)。
4Gamer:ほかのアーティストさんでいうと,GACKTさんみたいな雰囲気を目指して?
藍井さん:近いです。……ただ,私の場合は性格がまったくミステリアスじゃないんですよ。そこで,どうしたらそういう雰囲気を演出できるかと考えて,思いついたのが顔の半分を隠すことだったんです。それだけでも,ミステリアスにつながるんじゃないかなって。
4Gamer:実際初めの頃は,「謎の美少女登場!」みたいな感じで取り上げられていました。
藍井さん:あの頃は,ミステリアスって言われると「おぉ……ドキドキ」という感じで喜んでいました。ただ,最近はゲーム実況などをやっているので,ファンの方には中身がばれてきちゃっています(笑)。
4Gamer:ミステリアスへの憧れとか,歌いたいという欲求はいつ頃からあったんですか。
藍井さん:歌に関しては,幼稚園くらいからずっと歌手になりたいと言って歌っていました。ただ,ミステリアスを意識するようになったのは,最近です。実は,自分をそのまま出すことが恥ずかしかったんです。ネット上に自分の写真が残ってしまうことにも抵抗があって,ブログには口元を隠した写真を掲載して。それを自分で見て,「あ,これいいかも」と思って。
4Gamer:あ,そういうことだったんですか。TwitterやFacebookを使うときに,わざとシルエットっぽい写真にしたりお面をかぶったりする人がいますが,そういう感じで。
藍井さん:はい。自撮りしたけど,そのまま載せるのは恥ずかしいから口だけスタンプで隠す,みたいな感じです(笑)。
トリビュートアルバムから顔出し解禁ライブを経て2ndシングル「AURORA」へ
4Gamer:10月にMEMORIAを出されてから,翌年4月に「Prayer」をリリースされるまでは,どんな活動をしていたんでしょうか。
藍井さん:Prayerの作詞とかレコーディングが主です。トリビュートアルバムだったので,曲数も多くて結構大変でした。あのアルバムは,各曲にFate/Zeroの各サーヴァントの個性みたいなものを濃縮して注いでいるんですよ。Fate/Zeroって,意志の強い人達とか,ちょっと歪んでいる人達がたくさん出てくるんですけど,そういう登場人物達を意識して歌い込みました。これは難しかったんですけど,とてもいい経験になったと思います。「End Of The Earth」などは,ライブでとても盛り上がる楽曲になりましたね。
4Gamer:ライブといえば,Prayerのリリース直後に,初のライブがあったんですよね。
藍井さん:5月に顔出し解禁,フルフェイスライブをやりました(笑)。
4Gamer:初めてファンに顔を見せるときはどうでしたか。
藍井さん:めっちゃ緊張しましたよ。みんなの想像している藍井エイルに,応えられないんじゃないかってすごく不安で。しかも,SE(※)に合わせてバンドが先にステージに上がり,私が最後に出て行くんですが,麻みたいな布で顔の下半分を隠した状態でど真ん中のスタンドマイクの前に立つんですよ。それを歌う寸前にパッとはずすわけですが,そのときは緊張でおかしくなりそうでした。
※SE:Sound Effect(音響効果)の略称だが,ここではライブ前に会場を温めるために流される音楽のこと指す
4Gamer:実際のファンの反応は?
藍井さん:私が何か言えばファンの方が返してくれる,コール&レスポンスがあったので感動しました。本当に温かくて,「来てくれて本当にありがとう」って気持ちでいっぱいでしたね。
4Gamer:そのあとすぐに「アニメロサマーライブ2012」もありましたよね。ここで,ほかにもたくさんのアーティストがいる中で歌うことになったわけですが。
藍井さん:以前,アニサマの様子をライブDVDで見たことがあって,そこにはもちろんアーティストさんだけでなく,会場の様子も映っているんですが,「アニサマに出る人達というのは,こんなところで歌っているんだ,すごいなぁ」くらいに思っていたんです。だから,自分の出演が決まったと聞いたときは,とにかくびっくりして第一声が「ほ,ほぁぇー」でした。
4Gamer:でも,そこで出会ったアーティストさんもいらっしゃるんですよね。
藍井さん:LiSAさんとか,春名るなちゃんとかは仲良しです。あとは黒崎真音さんとか,川田まみさんにもご挨拶させていただきました。
4Gamer:春名るなさんもFate/Zeroのエンディングを歌っていましたね。
藍井さん:そうです。川田まみさんも北海道出身だったりと,共通点のある方にお会いできたのはありがたかったなと思います。
4Gamer:そして直後の9月に,2枚めのシングル「AURORA」をリリースしましたね。これは「機動戦士ガンダム AGE」の主題歌でした。
藍井さん:三世代編の主題歌を歌わせていただきました。実は,フリット編の主題歌「明日へ」を歌っていたガリレオ・ガリレイさんは,レーベルメイトであり,同じ事務所の先輩でもあるんです。私は元々Galileo Galileiさんがすごく好きで。
4Gamer:Galileo Galileiさんは「あの花の名前を僕たちはまだ知らない」の主題歌などで,アニメファンからも支持されていますよね。
藍井さん:私も「青い栞」を聞くと「めんまぁ!」ってなります。「明日へ」を聞いたときも本当にすごいと思って,ガンダムAGEも見るようになったんです。実はガンダムに触れるのはAGEが初めてだったので,「AGEシステム」とか,そういう用語を頭の中で整理しながら見ていました(笑)。
11月21日発売の3rdシングル「INNOCENCE」は夢を追いかける人達へ向けた歌
4Gamer:AURORAの発売後に,ワンマンライブがあったんですよね。
藍井さん:初めてのワンマンライブで,緊張しすぎて記憶が飛びましたね。そのせいで,あまり話せることがないんですけど……。私,緊張すると座っていられなくなるんですよ。
4Gamer:それは,落ち着かなくてということですか。
藍井さん:そうなんです。メイクとご飯の時間以外はずっとうろうろしていて,もう北海道に徒歩で帰れちゃうくらい……。
4Gamer:いや,それは絶対言い過ぎだと思いますけど(笑)。ともあれ意外と緊張なさるタイプだと。
藍井さん:記憶が飛んじゃうくらいですから(笑)。
4Gamer:ライブを終えて手応えはどうでしたか。やはり,ワンマンライブだと特別な感情があるんでしょうか。
藍井さん:やっぱり,会場の皆さんが全員,私のことを見に来てくれているので,一体感が違います。中にはデビュー前の曲を知ってくれている方もいたりして。実際,ライブのときには久しぶりにデビュー前の曲を歌わせてもらって「懐かしいな」と思っていたんですけど,イントロが流れたとき,ファンの方も一緒に「ワー!」っとなってくれて,本当に楽しかったです。
4Gamer:ライブを終えられてから最近は,3rdシングル「INNOCENCE」の制作で忙しいんでしょうか。
藍井さん:そうですね。INNOCENCEは「ソードアート・オンライン」フェアリィダンス編のオープニングテーマで,私自身が見ているアニメですから,ワクワクしながら歌いました。曲のテーマもすごく考えて。
4Gamer:曲にテーマがあるんですね。
藍井さん:あります。歌うときには,あらかじめ原作を勉強してから取り組むようにしていて,テーマもそこからあまり離れないようにしています。
4Gamer:となると,MEMORIAやAURORAにもテーマがあったんですか。
藍井さん:もちろんです。MEMORIAは誰かを守りたい,そしてその人と共に前に進んでいきたいという,力強さと優しさを兼ね揃えた人をテーマにしています。実は,Fate/Zeroのアイリがモチーフになっていて,彼女の切嗣に対する思いとか,包容力のある感じをイメージしています。
4Gamer:なるほど……。
それでは,AURORAは。
藍井さん:AURORAって女神の名前なんですよ。彼女は暁の女神って呼ばれているんですけど,暁って夜明け前のまだ暗い状態のことですよね。なので,そこから「例え今が暗くても,その先に必ず朝は来る,必ず光は訪れる」という気持ちをイメージしています。タイトルもそこからつけました。ちなみに歌うときには,「前に突き進むぞ」という気持ちを込めて強めに歌っていますね。
4Gamer:ガンダムAGE全体がモチーフになっているような印象ですね。となるとINNOCENCEは?
藍井さん:INNOCENCEは,夢を掴みたい人のための歌なんです。紆余曲折があって,道半ばで挫折してしまう。それでもやっぱり諦めきれず,また立ち上がって歩いて行く姿。そういうものがテーマです。私にも,夢を諦めきれなくて動画共有サイトに歌を投稿した過去があって,だからこそ今があります。そういう自分の体験も,歌に込めているつもりです。
4Gamer:これは,キリトがモチーフなんですか。
藍井さん:意識はしています。夢って目標だけでなく,人によってさまざまな形があると思うんです。例えばキリトの場合は,アスナとあの世界でもう一度出会って,一緒に現実に戻るのが,きっと今の夢ですよね。そういうことも考えて,曲を作りました。
4Gamer:そういうテーマがあるからこそ,主題歌として受け入れられているのかもしれませんね。それでは,最後にINNOCENCEを待っている方に向けて,一言をお願いします。
藍井さん:夢は追いかけている途中につらいことがあると,違うところを目指そうかなとか,諦めようかなとか,そういう考えも出てきちゃうと思んです。でも,そうやって揺れている時点で諦めたくないという気持ちがあるはずだから,INNOCENCEを聞いてその気持ちを思い出してほしい。今,ちょっと迷っている人も,すでに夢に向かって突き進んでいる人も後押しできる,応援ソングになればいいなと思います。
4Gamer:11月21日に発売を楽しみにしています。本日はありがとうございました。
3rd SINGLE「INNOCENCE」
2012/11/21 Release
[初回生産限定盤(CD+DVD)]
SECL-1214~5/\1,500(税込)
[Disc-1: CD]
1. INNOCENCE
2. Velvet Tears
3. last forever
4. INNOCENCE (Instrumental)
[Disc-2: DVD]
1. INNOCENCE(Music Video)
2. The Making of "INNOCENCE"
[通常盤(CD)]
SECL-1216/\1,200(税込)
1. INNOCENCE
2. Velvet Tears
3. last forever
4. INNOCENCE (Instrumental)
[期間生産限定盤・アニメ盤(CD+DVD)]
SECL-1217~8/\1,500(税込)
※描き下ろしアニメイラスト・デジパック仕様
[Disc-1: CD]
1. INNOCENCE
2. Velvet Tears
3. dear brightness
4. INNOCENCE (TV Size Ver.)
[Disc-2: DVD]
INNOCENCE
-SWORD ART ONLINE non-credit opening-
<INFORMATION> SME Records 03-3515-5561/Steezlab Music 03-3515-5554
冬のワンマンライブ決定!
~初の大阪公演、そして東京はクリスマスに開催!~
■大阪 2012.12.20 (thu) 大阪RUIDO
■東京 2012.12.25 (tue) 恵比寿LIQUIDROOM
『INNOCENCE』リリース記念インストアイベント開催決定!
2012/11/21(水)
18:00~ 池袋サンシャインシティ ショッピングセンターアルパB1噴水広場
2012/11/23(祝・金)
13:00~ ダイバーシティ 東京プラザ フェスティバル広場
17:00~ アニメイト渋谷 カフェスペース
2012/11/25(日)
13:00~ 阪急西宮ガーデンズ 4F スカイガーデン 木の葉のステージ
17:00~ アニメイト天王寺
2012/12/2 (日)
14:00~ アニメイト福岡天神
2012/12/8 (土)
14:00~ アニメイト札幌
<Official Twitter> @eir_ruru
<Official Facebook Page> http://www.facebook.com/aoieir/
藍井エイル公式サイト
※PCサイト
※この記事は、4Gamer.netより提供された情報をもとに、テレビ朝日が改変・編集し掲載しています。元記事はこちら