「機動戦士ガンダム バトルオペレーション」ステージイベントで,「アッガイ」「ジム・スナイパーII」「ブルーディスティニー」の参戦が発表に

  • 更新日:2012年9月21日

 本日(2012年9月21日),東京ゲームショウ2012のバンダイナムコゲームスブースで「機動戦士ガンダム バトルオペレーション」のステージイベントが行われた。イベントでは,これから追加されるルールやマップ,モビルスーツが一挙に発表されたので,その内容をお届けしよう。



 機動戦士ガンダム バトルオペレーションは,6月28日に配信が開始されたPlayStation 3向けのダウンロード専用タイトルで,連邦軍とジオン軍が戦うチーム対戦型のアクションゲームだ。据え置き機タイトルでは珍しくFree-toーPlay(基本無料+アイテム課金)を採用し,現在では60万以上のDL数を記録している。

   ステージに登場したのはプロデューサーの桑原 顕氏,制作プロデューサーの大野 聡氏,ゲーム監督である徳島雅彦氏の3人。
 桑原氏はまず「これほど多くの人に遊んでもらえるとは思っていなかった」とコメント。ヒットした要因の1つとして,開発にプレイヤーの意見を反映させてきたことを挙げた。


左から桑原 顕氏,大野 聡氏,徳島雅彦氏


 そして,今後もプレイヤーの要望に応えていきたいとして,これから追加される新要素を発表した。以下,順に紹介していこう。


●新ルール「制圧戦」

 敵軍のMSやパイロットを撃破してポイントを稼ぎ,8分間の制限時間終了時点でポイントが高かったほうが勝利となる現在のルールに,新たなものが加わる。
 新ルールの「制圧戦」は,チームごとにゲージが設定され,ポイントを稼ぐことで相手のゲージを削り取り,最終的にすべてを削れば勝利となるもの。拠点の制圧でもポイントが稼げるため,守りも意識して戦う必要がありそうだ。また,拠点の制圧はパイロットがMSから降りて行う必要があるため,パイロットでの戦闘テクニックも重要になるだろう。

 桑原氏は「今のルールに飽きてきたかな,という人にプレイしてほしい」と語った。




●新マップ「採掘所」

 露天掘りの採掘所を一本道でつないだようなマップで,高低差のある地形が特徴となっている。
 侵攻が難しく,後方支援型MSの活躍が勝負のカギを握りそうだ。また,パイロットしか通れない隠し道も用意されており,移動にテクニックが必要になるという。




●初心者用モード「新兵実戦訓練」

 ある階級のプレイヤーまでしか入れない初心者向けモード。
 本作では戦闘へ参加するときに「出撃エネルギー」を消費し,一定時間が経過するか,有料アイテムを購入しないと回復しないのだが,ここでは出撃エネルギーを消費することなく戦闘が行える。

 「よく分からないうちにやられて終わるのに,出撃エネルギーまでなくなって面白くない」「うまくプレイできないと怖い」と感じている人には待望のモードで,大野氏は「本当なら最初から入れたかった」と語った。




●新モビルスーツ「アッガイ」「ジム・スナイパーII」「ブルーディスティニー」 

 そして新たなMSも発表された。
 アッガイは相手のレーダーに捕捉されないというステルス機能が大きな特徴。ガンダムファンから「アッガイたん」とも呼ばれる,どこか愛らしい動きにも注目だ。トレードマークの体育座り(?)もカバーアクションとして取り入れられている。




 ジム・スナイパーIIはその名のとおり,遠距離からライフルで敵MSを狙撃する支援型のMSだ。
 このライフルは実弾を使用するもので,ビームライフルのように光の軌跡から発射された方向を推測することができないとのこと。ジオン軍のプレイヤーにとっては脅威となりそうだ。




 ブルーディスティニーは,HPが30%以下となったときに発動する,一定時間機体の性能をアップさせる「EXAM」システムがウリだ。
 使用武器も100mmマシンガンとビームサーベルのほか,胸部のマシンガン,腹部のロケットランチャー,頭部のバルカン砲と豊富。
 徳島氏は「うまい人が使うと生きる機体」と説明し,うまくないと逆にEXAMを発動させる前にやられることになると予想していた。




 なお,9月27日に発売予定のPSP用ソフト「SDガンダム ジージェネレーション オーバーワールド」の初回特典には,ブルーディスティニーが先行入手できるプロダクトコードが封入されているとのことだ。



 これら3機体のほかにも,今後実装予定のMSがシルエットで公開された。
 見る人が見れば一発で分かってしまうが,このラインナップは連邦軍プレイヤーからの「格闘型MSが欲しい」,ジオン軍プレイヤーからの「支援型MSが欲しい」という声に応えたものだという。



 このほかにも,MSの機体を底上げする「ハンガー」やクランシステムの実装,チャットシステムの改良などがアナウンスされた。

 ステージの最後では桑原氏が「今後もユーザーの意見を反映させていきたい」,徳島氏が「なるべく多くの人に,少しでも長く,楽しくプレイしてもらいたい」と抱負を語ったが,大野氏はなんとここで自身が所属するB.B.STUDIOの開発スタッフを募集。「やりがいのあるアットホームな雰囲気の職場です」という言葉でイベントを締めくくり,会場の笑いを誘っていた。



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※この記事は、4Gamer.netより提供された情報をもとに、テレビ朝日が改変・編集し掲載しています。元記事はこちら

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