不審者を見かけたらすぐに報告を。「ドラゴンクエストX」で“ライター”を名乗る人物が,取材と称してプレイヤーの個人情報を聞き出す

- 更新日:2012年9月28日
スクウェア・エニックスは,Wii用ソフト「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」のプレイヤー向けWebサイト「目覚めし冒険者の広場」に,同作に出没した「取材と称した不審者」への注意を促すトピックを掲載した。
[重要]取材と称した不審者にご注意ください(目覚めし冒険者の広場)
※PCサイト
同サイトのお知らせによれば,どうやら本作のゲーム内で,“ライター”を名乗る人物が,自らのキャラクターを使って“取材”と称してほかのプレイヤーに話しかけ,個人情報を聞き出す事案が発生したという。詳細は,以下のとおりだ。
ライターを名乗る人物が,その操作するキャラクターにより,「しぐさのダイス」とRMTの取材と称して,他のお客様に次々と話しかけ,ゴールドを手渡すことを条件に取材を行い,さらに話しかけたお客様並びにその知人の個人情報(氏名・年齢・電話番号)を聞き出していた。調査の結果,このゴールドはRMT業者から取得したものであった。さらに,話しかけたお客様がRMTの存在をご存じないと,「RMTによって多額の現金が稼げる。」などと吹聴した。
本事案は,スクウェア・エニックスが行ったゲーム内のログ解析によって発覚したという。そしてこの人物は,「ほかプレイヤーの個人情報を聞き出さない」「RMTを助長しかねない行為を行わない」という本作の規約に違反したとして,すでに当該アカウントに対して処分が行われたとのことだ。
ただ,このような人物は今後再び出てくる可能性があるうえ,そもそも単独だったかどうかも分からない。こういった不審なプレイヤーを見かけても相手にせず,用意された手順で粛々と違反・問題行為の報告をしたいところだ。
また,自分や知人のものも含めて,ほかプレイヤーには個人情報を絶対に教えないように注意しよう。
「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」公式サイト
※PCサイト
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※この記事は、4Gamer.netより提供された情報をもとに、テレビ朝日が改変・編集し掲載しています。元記事はこちら