カプコン,「バイオハザード6」の新情報を公開。C-ウィルス感染者がたどる恐怖の運命とは。そして「サナギ」と,そこから生まれる完全体とは

  • 更新日:2012年9月14日

 カプコンは,同社が10月4日の発売を予定しているサバイバルホラー「バイオハザード6」(PC/PlayStation 3/Xbox 360)の新情報を公開した。今回明らかになったのは,「C-ウィルス」の感染者がたどる恐るべき運命について。



※PCサイト


 C-ウィルスに冒された人は変異を繰り返し,一部は変異の果てに「サナギ」に行きつくという。ゲーム中,あちこちに出てくるこれらのサナギの内部では,C-ウィルスの作用によって組織の溶解と再構成が行われており,やがて,硬い外皮を破り,異形のクリーチャーとしての姿を現すのだ。
 なんかもう,そんな目に遭うのはまっぴらな気がしてならないが,今回紹介されているのはサナギから飛び出した「ストゥレラツ」と「ナパドゥ」という2種類のクリーチャー。これが最終形なのか? このほかの種類もいるのか? といったあたりは明らかにされていないが,この2種類,ゾンビなどとは比べものにならない攻撃力を持っているようだ。

 多数のスクリーンショットも公開された今回の新情報。詳しくは,以下のリリース文を参照してほしい。





※掲載したスクリーンショットは開発中のものです。




恐怖への序曲
サナギ

人の姿と、その苦悶の様子を彫像にしたかのような異形の姿。 これこそ、「C-ウィルス」感染者が変異を繰り返した果てに行きつく姿である。サナギと呼ばれるこの状態は、時が経つと、その内から、さらなる恐怖を生み出す。



繭に潜む恐怖

サナギの中では、C-ウィルスの作用によって体組織の溶解と再構築が行われている。そして、ジュアヴォとは全く異なるクリーチャーへと姿を変えたのち、硬い外皮を破り出てくる。

今にも羽化しようとするサナギ。一体中から何が出てくるというのか…





立派な石造りのホールに、数多くのサナギが。これが一部の感染者が行きつく先だとするのならば、いったいどれだけの被害者がいたのだろうか?





実験施設と思われる場所にも、無数のサナギが。これは、ここで働く研究者たちのなれの果てなのか? それとも、誰かがサナギを研究していたのだろうか?



変異は、感染者であれば誰にでも訪れる可能性がある。ヘレナが悲しげに見つめるこのサナギの正体は…?


トールオークス、東欧、そして蘭祥。各地で目撃されるサナギ。主人公たちは行く先々で、サナギが生み出す恐怖と直面することになるのか



生まれ出た異形(1)
ストゥレラツ

C-ウィルスの感染者が、変異の果てにサナギを経て生まれ変わった完全変異体。ストゥレラツとは、東欧の言葉で「射手」を意味するが、その名の通り、針のように変形した身体の一部を飛ばして攻撃してくる。



特徴的な襟巻に目が行きがちだが、脚部の発達も見逃せない。その脚力から生み出される身軽な動きも、脅威となるだろう


ガスを噴射するストゥレラツ。この目くらましにより、ストゥレラツは距離をとり、次の攻撃への準備を整える


身体の一部を針状にして飛ばしてくるストゥレラツ。襟巻を立て、威嚇をしてきたら注意が必要だ


ストゥレラツは、至近距離まで接近すると、逃げ出すことが多い。壁や天井を這いずり回り立体的な動きで、クリスたちを翻弄する



生まれ出た異形(2)
ナパドゥ


C-ウィルスの感染者が、変異の果てにサナギを経て生まれ変わった完全変異体。東欧の言葉で「突撃」を意味する名を与えられたナパドゥは、硬い外皮で覆われた強靭な肉体を持ち、その巨体を活かした突進で、クリスたちを追い詰める。
また、ジュアヴォ以上に体温が高く、身体から常に蒸気を噴き出すことで、体温を一定値に保っている。


机程度の物ならば、壊して突進してくる。こいつを止める手立てはあるのか?


チームで行動するクリスであれば、仲間と一緒に対応するのもよいだろう


ナパドゥは、ある程度ダメージを与えると外皮が砕け、筋肉がむき出しになる。堅い外皮を失った姿は、不気味さと同時にもろさも感じさせる。弱点はあるのか?


その発達した腕が繰り出す攻撃は驚異的。殴打だけではなく、掴みを使った攻撃も繰り出してくる


その巨体を活かした突進は、必ず避けるべき。回避をうまく利用しよう


ストゥレラツが中遠距離戦を得意とするB.O.W.だとすれば、ナパドゥは近距離戦を得意とするB.O.W.と言える


※この記事は、4Gamer.netより提供された情報をもとに、テレビ朝日が改変・編集し掲載しています。元記事はこちら

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