TITO JACKSON
マイケル、ジャーメイン、ジャネットらを生んだ“世界で最も有名な音楽一家”、ジャクソン・ファミリーの次男坊、ティト・ジャクソンに立花裕人が直撃インタビュー。
8月1日から3日間、ブルーノート東京でソウルフルなヴォーカルとギターで会心のステージを披露。
音楽との出会いから、3年前に亡くなった弟のマイケル・ジャクソンとの思い出も大いに語ってくれた。
≪立花裕人の取材後記≫
偉大なジャクソン5、ジャクソンズの次兄がティト・ジャクソンで、故マイケルのお兄さんだ。グループではギターを担当する彼は人格者で、マイケルもとても信頼していた兄として知られている。
ステージでも、インタビューをしていても人の良さがひしひしと伝わってくる。相手の目を見て、しっかりと落ち着いたトーンで受け答えをする姿には大スターでありながら、傲慢なところはまったく無く、誠実さがひときわ印象に残る。
インタビュー後、実はティトが私に彼の帽子をかぶせてくれ、一緒に記念写真を撮ったのだが、私が調子に乗って「I’ll be there」を歌っても、ずっとニコニコしていた。この笑顔が兄弟の潤滑剤になっていたのだろう。
12月にはジャーメインが戻ったジャクソンズとしての日本公演が控えている。マイケルを支えた兄弟達の貴重なステージをお見逃しなく。
【立花裕人(たちばな・ひろと)】
キャスター・リポーターとして、全国を取材で飛び回る一方で、音楽プロデューサーとしても活動。K-Popなど韓国のエンタテイメントに精通している他、洋楽にも造詣が深く、得意の英語を活かして様々な海外アーティストへのインタビューを経験。ニュースEX、auヘッドラインでも活躍中。