SHAKALABBITS

New mini album「BRACKISH」 Now on sale!!

日本武道館や海外などでもライヴを成功させているSHAKALABBITSが、1stミニ・アルバム『BRACKISH』をリリース。夢や希望、憧れなど学生時代から変わらぬ想いを、パンキッシュでカラフルなバンド・サウンドに乗せた、彼ららしいポップでキャッチーな作品に仕上がった。

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Q:1stミニ・アルバム『BRACKISH』ですが、ミニ・アルバムってSHAKALABBITSというバンドのスタイルに合ってますね。

UKI(Vo):制作しながら自分達でも「ミニアルバム向いてる!」って言ってました。それに今回は、“1st”ミニ・アルバムなんで。ちょうどYOSUKEが加入してゼロから一緒に作った最初の作品という意味でも、“1st”と付けられるのが、すごくうれしいと思いましたね。

MAH(Dr):知り合いから「こういうバンドをやってるんです」ってCDをもらうことがよくあるんですけど、ミニ・アルバムだとそのバンドの出す音が、すごく端的に伝わって来るんです。音楽を手軽に楽しんでもらうためには、こういうスタイルが合ってるなって思います。

TAKE-C(G):それにこの間、事務所でビートルズのアナログ盤を聴いていたんだけど…ミニ・アルバムってちょうどアナログ盤の片面くらいの感じで、その感覚もいいなと思いました。

Q:タイトルの『BRACKISH』はどういう意味ですか?

MAH:海水と川の水が混じり合う部分を汽水域(BRACKISH)と言うんですけど、SHAKALABBITSって、その汽水域に住んでる魚みたいだなって思うんです。よく「ジャンルは何ですか?」と訊かれるんですが、自分が敢えて答えるなら「パンク・バンドです」と言うんだけど、でも実際はどうでもいいやと思ってて(笑)。その適当さが自分らに合ってるし、決めつけたくないし。だからつまり『BRACKISH』=SHAKALABBITSなんですよ。そのときに応じて、海がよければ海に行くし、川のほうが居心地良ければ川にいるし。

UKI:海と川を、メジャーとインディーズに言い換えてもいいんだけど。今ってインディーズもメジャーも活動する上では差がなくて、実際にうちらはどっちのフィールドも経験して来て、でも音楽がやれるのなら、どっちだっていいんだと思えたんです。

TAKE-C:そもそもSHAKALABBITSの音楽って、聴く人によってとらえ方が違って。スカパンクに分ける人もいれば、J-POPに分ける人もいて、ロックに分ける人もいる。

UKI:CD屋さんによって置くコーナーも違っていて、1つのお店の中で3カ所くらいに分けて置いてあるところもあって。でも、それは逆に面白くていいなって思うし。

YOSUKE(B):つまり、いい塩梅でとらえてもらえれはいいっていうこと。

Q:1曲目の『Sanctuary』は、まさにそうした自分たちの居場所を歌っていますね。

UKI:これは、専門学校の中庭でバンドを結成したときのことを思い出して書きました。その当時の友達は、今でもライヴを観に来てくれて…年月を経て変わるものもたくさんあるけど、変わらないものも確実にあって。学生のときみたいに話したりバカやったりできることは、改めてすごく大切だなって。たとえば学園祭ライヴをやると、ダンスフロアには学生のみんながいて、ステージ上には学生時代から一緒にやってるメンバーがいて…「続いてるよ!」って思うんです。変わらず音を出して楽しんでる感じが伝わったらいいなって、学園祭でライヴをするときは余計に思いますね。

MAH:なんかね、精神的にはあまり歳を取ってない気がしますね。でも身体だけは、シワが増えたり体力的にキツくなったり、現実的なものはあるけど(笑)。

YOSUKE:俺はもともと中学生の頃に兄貴(TAKE-C)達を観て、「自分もバンドをやりたい!」と思ってバンドをやり始めたんですけど…去年加入するときに、呼ばれてスタジオに行って。音を出したら、音楽を楽しんているスタイルが、高校の頃とまったく変わってなくてビックリしました(笑)。

Q:ラストに収録した『Jammin'』のミュージックビデオで、ビルの屋上で仲間とパーティーしてる映像からも、そういう雰囲気が伝わって来ます。

UKI:撮影に参加してくれたみんなは、リアル友達です。ただいつもの様に飲み食いして音楽で騒いで遊んでる映像ですね。公開パーティーみたいな感じ。

Q:撮影は屋上なんだけど、サウンドは南国のビーチでパーティーみたいな雰囲気。そのギャップも面白いですね。

MAH:そうですね。どんなに南国のソカやアフロキューバン的なサウンドを出しても、やっぱり本物にはなれないんで、敢えて都会の屋上で撮影することに意味があったんです。何かに憧れていることがモチベーションになるし、それが俺らのリアルなんですよ。

TAKE-C:きっと俺らは、何歳になってもずっと何かに憧れ続けてると思います。だってそのほうが、いつもワクワクしていられるし。

MAH:憧れるものもなく、何もやりたいことがなくなってしまうのはつまらないですよね。音楽でなくても、ずっと何かに夢中になっていたいです。

Q:そう言えば、今回CDを作ってるところに、工場見学に行ったとか。

UKI:はい。50枚サインを入れたんですけど、全国のどのお店に行ったのか、買って開けてみるまで誰にも分からないので、ワクワクしてください。知らない人はビックリするかもしれないけど、決して不良品じゃないので(笑)。

MAH:でも、これだけ技術が進歩してるのに、最後の検品はやっぱり人がやっていて。それもすごく感動しました。

TAKE-C:もちろん機械でもチェックするけど、最終的にはやっぱり人の目なんだなと。ちゃんと人の手を経て店頭に並ぶんだと分かったら、1枚の重みが増しましたね。

YOSUKE:最後にステッカーを貼ってくれた係の、藤田さんありがとうございます!

Q:そして年末には10年ぶりにカウント・ダウンライヴもやりますね。

MAH:10年前、樽酒の鏡割りをしたんですけど、あれってあらかじめ蓋を割っておくんですね。知らなくて、何度叩いても割れなくてすごく情けなかったんですよ(笑)。

UKI:だから今回こそは、せーのでパーンって景気よく一発で割りたい!もちろんライヴもありで、アフターパーティと言うか新年会にそのまま突入します!『BRACKISH』の初回盤の特典にはタオルが付いてて、YOSUKEが入って最初のライヴの映像を80分たっぷり収録したDVDも付いてるので、それを観て気持ちを高めて来てください!

(取材・文/榑林史章)


≪ライヴ情報≫


【BRAZILIANSIZE「MAN to MAN」】
11月17 日(土)@下北沢ReG

【ベリテン歳末大感謝祭2012出演】
12月2日(日)@栃木県教育会館

【rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 12/13】
12月29日(土)@幕張メッセ 国際展示場1~8ホール、イベントホール

【COUNTDOWN LIVE 2012-2013 and AFTER PARTY】
12月31日(月)@川崎・CLUB CHITTA’


※入場方法や開演時間、会場へのアクセスなど詳細は公式サイトを参照してください。

≪2013年2月、SHAKALABBITSオフィシャルファンクラブ "SHAKA CITY ROCKERS"の発足が決定!≫


※入会受付はSHAKA CITY ROCKERSサイト内にて行っております。

※ファンクラブ本サービス開始時期:2013年2月予定

< SHAKA CITY ROCKERS >
http://www.shakacityrockers.com/

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