℃-ute

Berryz工房とのコラボ曲『超HAPPY SONG』が話題になった℃-uteが、ニューシングル『会いたい 会いたい 会いたいな』をリリース。激しい振り付けも話題で、ちょっと大人の℃-uteが見え隠れする大人っぽいナンバーになった。

Ｑ：新曲『会いたい 会いたい 会いたいな』は、どんな曲になりましたか？

中島早貴：前のシングル『君は自転車 私は電車で帰宅』が落ち着いたバラード曲だったので、次はかっこよくて踊れる曲がいいねってみんなで話をしていて、まさにそんな曲になりました。最初に聴いたときは、めちゃめちゃテンション上がりました！

萩原舞：女の子らしくて切ない歌詞もいいし、曲もかっこよく踊る感じだし、ある意味新しい℃-uteを観てもらえるんじゃないかなって思います。

Ｑ：今回は、踊りが本当に激しいですよね。

中島早貴：キター！って感じ(笑)。「Hello! Project誕生15周年記念ライブ2012夏」で披露したんですけど、そのときはリハーサルの時間が早くて。さすがに、朝イチでこの曲をやるのはしんどかったですね(笑)。

岡井千聖：けっこう力を込めて踊る感じなので、1曲やっただけで汗だくになります。

萩原舞：片足で立ったまま何度もキックする振り付けは、足が取れちゃうんじゃないかって思うときがたまにあります(笑)。

岡井千聖：ジャケット写真やミュージックビデオは普段着っぽい衣装なんですけど、ライブのときはキラキラのステージ衣装なので、ぜひライブで観てほしいです。

Ｑ：振り付けはちょっとセクシーな部分もありますよね。

中島早貴：振り付けの先生からは、変に躊躇すると逆にいやらしくなるし、観る人に伝わらないからってことで。

岡井千聖：最初は恥ずかしかったんですけど、今は慣れて平然とやってます。

Ｑ：歌詞の世界観的には、女の子のどんな心境を歌っていると思いますか？

中島早貴：主人公の子は、純粋に相手を好きなんだと思いますね。

萩原舞：シチュエーションは、男の子がまだチャラチャラしていて、女の子は切羽詰まってる感じじゃないかな。

岡井千聖：安心出来る相手だったら、きっとこんな風に思わないもんね。

中島早貴：彼を引き留めたくて頑張ってるんだけど、でも自分もどうしていいかわかんないみたいな感じとかじゃない？

萩原舞：よくこうやって、メンバーで妄想するんですけど、すごく楽しくて(笑)。みなさんも歌詞を読んで、いろいろ妄想したらきっと楽しいと思います。

Ｑ：歌詞について、つんく♂さんに聞いたりは？

中島早貴：聞く勇気がなかなかないっていう(笑)。

岡井千聖：でも聞くと、ちゃんとストーリーまで教えてくれます。

萩原舞：『美少女心理』という曲のときは、メンバーは女の子の苦しい気持ちの歌だと解釈していたんだけど…。

岡井千聖：つんく♂さんからは、余裕のある女の子だと言われて。なるほどな〜と思うところもあって、そうしたら歌い方もちょっと変わりましたね。

中島早貴：曲調に引っ張られずに、歌詞の裏側まで読んで歌わないといけないんですよね。

Ｑ：初回生産限定盤Aと通常盤のC/Wに収録の『悲しきヘヴン』は、岡井さんと鈴木愛理さんのツインボーカルによるストレートなロックナンバー。ハモりが絶妙ですね。

岡井千聖：私ハモりが苦手なので、最初はめっちゃピンチだと思いました(笑)。ふたりで歌うと、相手につられそうになっちゃうんです。

Ｑ：どっちが上とか下とか決まってるんですか？

岡井千聖：すごく交錯しているので、難しさが倍増しています。きっとカラオケで歌いたいと言ってくださるファンの方は多いと思うんですけど、大変と思いますね。どっちがどう動いているのか、聴き分けるのはそうとう難しいです。だからそのうち、それぞれのバージョンを配信できたらいいなって。

中島早貴：歌詞がすごくかっこいいので、アニメの主題歌とかにぴったり！

萩原舞：戦う系のアニメがいいよね！

岡井千聖：ぜひ、よろしくお願いします。

Ｑ：初回生産限定盤B〜DのC/Wには、明るくポップでポジティブな『最高ミュージック』を収録。

中島早貴：これは、歌詞がすごくステキ。24時間テレビで歌いたいくらい(笑)。聴いてくれる方に、勇気を与えられる歌です。

萩原舞：別に今人生が楽しくないわけじゃないけど、こんな風に人生が最高って思えたらいいな！って思いました。

Ｑ：みなさんが最高だと思うのはどんなときですか？

岡井千聖：自分が楽しいと思ったときかな。自由と言うか、解放感を感じるとき。

中島早貴：それはライブでステージに立っているときもそうだし、プライベートでもはっちゃけているとき。

萩原舞：ふと、今楽しい！って自然と思えるときがあって。そういうとき、最高ですよね。

Ｑ：ブログによれば、岡井さんはお休みの日に弟妹を連れて買い物に行ったそうで。そういう家族と一緒のときも最高だったのでは？

岡井千聖：弟が荷物をどこかに置き忘れちゃって、探し回って大変だったんですよ(笑)。でもそうやって、弟妹と一緒に過ごせるのも確かに幸せなことですね。あと5年くらい経って、弟妹たちと大人の話をできたらうれしいですね。

萩原舞：私は、光井愛佳と江ノ島に遊びに行ったんですけど…しらすご 飯が美味しかったし、海は観てるだけで幸せだったし。何気なくしゃべったり笑ったりしているとき、超最高！って思いましたね。

中島早貴：私は、栃木県に桃狩りに行ったんです。夜中の2時過ぎくらいにホテルの外に出て、雨上がりの満点の星空を観たときは、本当に最高の気分でした！

Ｑ：そして11月終わり頃から「コンサートツアー2012冬」を開催。春夏のツアーでは、フラッグパフォーマンスがあったり、映像を使って瞬間移動するような演出もあったり、見応えのあるものでしたね。

中島早貴：どれも初めてだったけど、いろんな方からかっこよかったと言っていただけたのでうれしかったです。あのときは全体にダンスを観てもらう感じだったので、次は表情をもっと観てもらいたいと思っています。

岡井千聖：構成や演出はまだこれからですが、また新しいことにチャレンジしたいと思っています。でも、そういう特別なものがなくても、みなさんにすごい！と思ってもらえるステージにしますので、楽しみにしていてください！

≪℃-uteコンサートツアー2012冬≫