2014年7月5日(土)
全国ロードショー
エル・ファニング インタビュー
全世界興行収入が6億ドル(約600億円!)を突破したとかしないとか、アンジェリーナ・ジョリー主演作で最大のヒットになったとかならないとか、話題沸騰中のディズニー映画『マレフィセント』。その邪悪な妖精に呪いの魔法をかけられ、眠り姫となってしまうオーロラ姫役のエル・ファニングも来日! 初来日のエル、念願のショッピングに出かけたそうで、来日中は眠るヒマはなかった模様――。かわいすぎるエルの直撃インタビューです!
■ファン待望の初来日!! 姉のダコタ・ファニングが教えてくれたコトとは――
Q:イキナリの余談で恐縮ですが、初来日だそうですね! 日本の印象は、いかがでしょう?
姉のダコタが2回ほど来日したことがあったから、ショッピングはどこに行くといいとか、いろいろと聞いていたの。オフの時間にショッピングをしたけれど、はっきり言ってイメージどおりだった! 女の子たちはすごくおしゃれをするイメージだったけれど、そのままよ。でも、ここまで緑が多いとは思っていなかった。それはちょっと意外だったかも(笑)。
Q:さて『マレフィセント』では、オーロラ姫役でしたね。プリンセスは、いかがでしたか?
今回の『マレフィセント』では、いろいろな感情のオーロラ姫を観ることができるので、彼女の本質を深く理解したと思う。彼女がとても自由なスピリットの持ち主だということも気に入っているし、普通の生活じゃなくて隔絶されて暮らしていたので、いろいろな物事に対してもオープンで無邪気なの。そこが好感を持てる魅力につながっていると思うわ。
■特殊メイクをしていない時のアンジーを観て、本当の彼女じゃないと最終的に思った
Q:マレフィセント役、アンジェリーナ・ジョリーとの共演の感想は? スゴいハマリ役で。
最高だったわ! ロンドンのスタジオでテストをやっていた時のこと、わたしがある角を曲がると、そこにアンジェリーナがいたの! その時、生まれて初めて彼女に会ったわけだけれど、ギュッとハグしてくれた。「一緒にたくさん楽しみましょう」って、優しく言ってくれたのよ。そしてわたしたちは、実際にたくさん楽しんだ。本当に最高の時間だった。
Q:でも、マレフィセントのコスは、威圧感バリバリっすよね。その姿を初めて観た時って?
コンタクトやツノや特殊メイクよね。ただ、最初は彼女がどういう外見になるか知らなかったので、本当にドラマティックだった。でも彼女と一緒にシーンを撮っていくうち、だんだん慣れていったわ。そしてついに特殊メイクをしていない時の彼女を目にすると、「ちょっと待って、それって本当のアナタじゃないみたい!」とさえ思うようになったのよ(笑)。
■壮麗なセット、驚異的なビジュアル、わたし自身、歓声が楽しみだった!!
Q:そのマレフィセント、超ミステリアスな妖精ですが、どういうキャラクターでしょうか?
マレフィセントはものすごくパワフルなキャラクターで、以前はずっと彼女はとてもエレガントで鋭角的な美しさを持ったキャラクターだと思っていたの。今回はそういうよく知られている側面も確かに描かれているわ。うん、力強くてパワフルな彼女ね。でも、彼女から目が離せなくなる理由は、未だ人々に知られていない側面が描かれているからなのよ。
Q:確かに、『マレフィセント』は皆が知っている物語とは違いますが、とても魅力的ですね。
とてもさまざまな感情が包み込まれているから、皆さんが映画館を出る時には笑うと同時に泣いている人もいるはず。それからロバート・ストロンバーグ監督がものすごく壮麗なセットを作り上げたおかげで、驚異的なビジュアルに仕上がっているわよ。その完成前、どういう映像世界が広がっているか、わたし自身も楽しみでたまらないほどだったの(笑)。
■取材・構成・撮影/鴇田 崇(OFFICE NIAGARA)
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