STORY

戦争前夜の中国―― すべての流派の頂点に君臨する “真のグランド・マスター”は、誰か──?

戦争前夜の1930~40年代の中国。流派を極めた北の八卦掌(はっけしょう)の宗師“グランド・マスター”の宮宝森(ゴン・パオセン)は、引退を決意。その地位と生涯をかけた南北統一の使命を、最強の者に譲ろうとする。候補は形意拳(けいいけん)の使い手で一番弟子の馬三(マーサン)と、南の詠春拳(えいしゅんけん)の宗師・葉問(イップ・マン)。パオセンの愛娘で、奥義六十四手を唯一、受け継ぐ宮若梅(ゴン・ルオメイ)も、父の反対を押して名乗りを上げた!

“どれだけ愛を失えば、頂点に立てるのか” “グランド・マスター”たちの壮絶なバトル勃発!!

しかし、野望が増して魔が差したマーサンが、あろうことかパオセンを殺害! 一方ルオメイはイップ・マンへの想いを胸の奥底に沈め、女としての幸せを捨てて仇討ちを誓う。継承者争いと復讐劇、愛と憎しみが絡み合う、壮絶なバトルの幕が切って落とされた。また、八極拳(はちきょくけん)の宗師で一線天(カミソリ)という名の謎の男も、不穏な行動を繰り返しているという。はたして力と技と心で闘いを制して、真の“グランド・マスター”となる人間は誰か──。

© 2013 Block 2 Pictures Inc. All rights Reserved.

auヘッドライン|ニュースEX|© テレビ朝日/KDDI